タクシーの三郎さん
先日のこと。
めったに乗らないタクシーの
お世話になることになった。
ものすごく寒いし、雨は降ってるし
みぞれも舞っている🌨
うさぎの通院のために
タクシーに乗った。
前に名前が書いてある。
運転手は三郎さん(仮名)といった。
「年はいくつなんだろう…」
って思っていたら
三「ずいぶん年寄りが来たと思ったでしょう」
私「いえいえ💦(焦る)」
三「最近はね、あんまり年寄りだと車が加齢臭がひどいとかで文句出るからそれだけで呼んでもらえない時があるんだよ。臭くないかい?こないだも乗せたお客様がね…」
ずーっとずーっとしゃべってる。
数日前から旦那さんがインフルになり
私はリビングのソファーで寝ていて
身体は痛いし夜中に何度も目が覚め
タクシーでうたた寝しようかと
思っていたのだが…
三郎さんの会話は続き、
「へぇーすごいですね」
「えーそうなんですか」
と相槌を打っていたが、
適当に聞いていたのがバレたのか
何度もミラー越しに確認される🤣
三郎さんは
※中卒で長距離トラックの運転手だったこと
※サッカーの監督を15年していたこと
※昔は厚生年金に加入させてもらえず今は国民年金だけじゃ暮らせないので働いていること
※65歳まで働いた会社の退職金で今の家を建てたこと
※そこで奥さんと犬と暮らしてること
などなど
人生を語ってくれた。
三郎さんは
人生の話をするときに
「俺はバカだから」って必ず言う。
はたして三郎さんは
自己肯定感は低いのだろうか…
私は三郎さんを褒めまくった。
「そんなことねぇですよ!お客様」 を連発。
ふふ😏
やっぱり(予想通り)
(心の声)「価値を受け取ってませんね!」
三郎さんは
※中卒なこと
※大企業で働けなかったこと
何度もこのワードを口にしたので、
この二つにかなりの
コンプレックスがあったのだろうと思った。
もう着くというときに
「じゃあいま幸せじゃないんですか?」
と聞いたら
「幸せですねー😆俺頑張ったもん」
だって。
😊😊😊
世の中には
自分の価値を自分で
認めてあげられない人は
たくさんいるんだろうな。
三郎さん、
あなたはそのままでステキです!
ステキな出会いをありがとう😊