【ココロノマルシェ】グレタ・トゥーンべりや環境汚染 エコ不安症(Eco Anxiety) ?
あなたの心の中の戦争を終わらせる愛と感謝のカウンセラーAbyです。
最近はもう夏のような暑さですね。
我が家にはうさぎとフェレットがいるので、エアコンをつけたり消したりして調整しています。
我が家の鉢植えは春に花が咲くのですが、あっという間に開花時期が終わっていました🌷
ココロノマルシェへのお悩み相談にお答えさせていただきます。
ココロノマルシェとは、根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーがご相談にお答えいたします。
グレタ・トゥーンべりや環境汚染 エコ不安症(Eco Anxiety) ?
(冬のバラさん)
欧州在住、30代女性、2児の育児中の者です 今まで特に気にした事がなかったのですが、子育てをする中、最近突然、環境汚染に対する強い恐怖と鬱状態をよく経験するようになりました。
近年、ここまで環境汚染の問題が叫ばれ、エコに対する動き・機運が高まってきている世の中だと思うのですが、メディアでもう手遅れだ、マイクロプラスチックは何億個と我々の身体に入っている、などど聞くと、もう未来に希望はないんだというネガティブな感情が沸き上がってきます。
そしていったん悪い方向へ考え始めると、恐怖が突然襲ってきます。先日も、とある方へのプレゼント包装中にフォイルのラッピングを使い始めて、急に「これはたった1回使われてゴミになるんだ」私がまた一つ環境汚染を生み出しているんだと考えたら、すごく短時間なのですが、突然呼吸が出来なくなり身体が委縮するような感じを経験しました。恐怖・絶望感と鬱的な気分、また自分は子供達になんて悪い未来を生み出しているのだろうという気持ちがごちゃまぜになり、世界が真っ黒に塗りつぶされたようなイメージしか湧きませんでした。
現在抱えている問題の一つは、自分への絶望感です。 自分の環境保全への取り組みがとても甘いと責めてしまいます。紙おむつを何千個と捨ててきた事、プラゴミのでる食品(ヨーグルト等)、製品を買っている事、医者通いに週1で車を長距離使っている事、さらに日本に一時的に帰国する際は、家族で飛行機を使い続ける罪悪感が半端ありません。
もう一つの問題は、個々人で出来る事への無力感です。 結局個々人が気をつけても、企業(プラスチック製造、船舶等)の環境汚染が大半をしめていて、グレタトゥーンべリさんなどのお陰で加速されてきているデモンストレーション等も、(あの彼女の必死の叫びがあったから、私も影響を受けて日常生活の一部を変える事が出来たのだと思う一方、)一体世界に企業に、どこまで効果があるのか疑わしいと思ってしまうのです。
少しこの不安な状態について自分で調べたところ、エコ不安症(Eco Anxiety)という言葉が存在することを知りました。
環境は、自然は、まだ自己回復できる、大丈夫だという希望を持ちたいです。
どうかご教示よろしくお願いいたします。
*
冬のバラさん、ご相談いただきましてありがとうございます!
今回は、Abyが回答させていただきます。
不安な状態について、現在は落ちつかれましたでしょうか。
環境問題は私も非常に関心のあることです。
しかも今は「新型コロナ」の影響で、世の中が自粛、規制と不安なニュースが目に入り、心も落ち着かない状態だと思われます。欧州にお住まいとのことですが、大変な中過ごされていると思われますし、お子様が2人いらしゃるとのことなので、お子様の未来のために不安に思われているのは当然のことだと思います。
冬のバラさんが環境問題に関心をもたれたのは、何がきっかけだったのでしょうか。
私の話で恐縮ですが、環境問題に以前から関心があり、そのきっかけになったのは「ホッキョクグマ」でした。
「ホッキョクグマ」が狩りをするのは海に浮かぶ氷の上です。しかし、温暖化によって、北極圏の氷が溶けだし、狩りのできる期間が短くなり、栄養不足の「ホッキョクグマ」が年々増加しているんです。
この当時の私も不安で、不安でしかたがなかったことを覚えています。
相談内容にも記載のある、
”メディアでもう手遅れだ、マイクロプラスチックは何億個と我々の身体に入っている”
なんて見聞きしたら、それはそれは不安でしかありません。
しかし、いま世界中で起きている「新型コロナ」のニュースも同じだと思うのですが、私たちが見たことも聞いたこともないものを不安に思うことは、当たり前のことなんです。なのに、メディアは不安を煽るようなニュースを掻き立てて恐怖心をあおります。
「センセーショナルなこと」
その方がアクセス数も伸びるし、インパクトや衝撃的な見出しをつけたりした方が視聴率が取れるからなんです。(それで私も落ち込んだ時期がありました)
私たちは、不安に思ったり恐れることで、動物として当たり前に備わっている防御本能を働かせているということです。
これって生きるためには決して悪いものではなく、むしろ安全に生きるために必要なこ
となんです。
昨年、環境活動家のグレタさんが、「グレタ たったひとりのストライキ」という本を出されて話題になり、若い世代がデモを起こすなど、社会現象にもなりましたね。
この本は、グレタさんの母で歌手のマレーナさんが、なぜグレタさんが環境活動家になり、行動を起こしたかが書かれていて、グレタさんはアスペルガー症候群( メディカルノート参照)であることを公表されています。
そして、参考までに、2018年に行われたスピーチによると、
*2018年に行われた「TED × ストックホルム」でのスピーチより抜粋*
8歳くらいの頃に、わたしは気候変動や地球温暖化のことを初めて耳にしました。
それは人間の生活様式がもたらしたものらしいのです。 省エネのために電灯を消したり、資源を守るため紙をリサイクルするようにと教えられました。 人間は他の動物の一種にすぎないのに地球の気候を変える力があるというのはとても変だと思ったのを覚えています。
だって人間にそんな力があって気候変動が本当に起こっているなら、他のことは話題にもしていないはずですから。 テレビをつけたらそのことばかりのはずだし、ニュースでもラジオでも新聞でも、まるで世界大戦が起こっているかのように、それ以外のことは見聞きしないはずです。 でも誰もその話をしていません。
化石燃料を燃やすことが私たちの生存を脅かすほど悪いことなら、なぜ前と変わらない生活をしていられるのでしょう?
なぜ何の制限もないのでしょうか?
なぜ違法なこととされないのでしょうか?
わたしは納得できませんでした。 あまりにも非現実的でした。
~中略~
排出をやめる必要があるなら、やめるべきだからです。
わたしにとって、これは白か黒かの問題です。
生き残りの問題となれば、グレーな部分はありません。
文明を継続するしかないのです。
でも気候危機はすでに解決されているんです。
すべても事実と解決策はすでにそろっています。
あとは目を覚まして行動を変えさえすればいいだけです。
行動さえ変えればいいだけです。
グレタさんの言葉をかりるならば、「行動さえかえればいい」そう言っています。
思い当たることはありますか?
“ご自身の環境問題への取り組みが甘かったことへの罪悪感”
“個々で出来ることへの無力感”
この不安や罪悪感は、もしかすると、冬のバラさんが過去に
「罪悪感を持つような経験」をされていたり、
「自分を責めてしまう経験」があったのかも知れません。
そして、「私は何もできないという無力感」もあったかも知れません。
思い当たることはありませんか?
もしかしたら、過去の経験から罪悪感や無力感を引き起こしているかも知れません。
※
壮大な話になってしまいますが、人間が進化する過程で、便利さ、快適さを求めることで、生き易くなった事実がありますよね。
冬のバラさんが、ご自身を責める必要も、罪悪感を感じる必要もなく、
未来の子供たちのために今私たちにできることを考えて見ませんか?
失われたものもたくさんあるけど、便利な世の中になった。だけれども、
人間が破壊してしまった環境は、人間が修復できる力を持っていると私は思っています。
例えば私がしていることは
・プラスチックのストローは使わない(紙のストローを使う喫茶店によく行きます)
・買い物にはエコバックを使う
・飲み物にはタンブラーを使う
・電気はこまめに消す
・ごみの分別をする
・詰め替え商品を買う
・着なくなったシャツなどはリサイクルする
など、小さなことですが、気をつけると結構あるんですよね。
環境汚染について、よく調べていた時期に
「今ある環境や問題を否定せず、無関心をやめること」という言葉がとても印象に残っています。
師匠もよく言う「ベストを尽くす」ということだと思います。
いまある問題を認め、正しい知識を得て、自分にできることをやっていく。
そして、個々ができることは少なくても必ずあります。決して無駄ではないと私は思います。
グレタさんは、自分の不安感や心配事を人に伝えることで、その不安をバネにポジティブなものに変えています。そして行動したい人の心を動かし、きっかけを作り出しました。
※
ただ、気持ちが落ちこんだり、そのまま悩み続けることは辛いことなので、それを一度、「あぁ、わたしこんなに不安なんだ」と受け入れてあげてください。
落ち込んだり、不安な時はやる気が起きなくなったり、自分を責めてしまったりすることは仕方のないことなんです。
いま十分に冬にバラさんはベストを尽くされている!!ということです。
自分をいっぱいいっぱい抱きしめてあげて下さい!
そして、もう一度言います!
未来のために個々ができることは小さくても必ずありますから!
私はそう思っています。
最後に、
ちょっとスピリチュアル寄りになってしまいますが、私は、冬のバラさんが地球の今の状況に寄り添って、環境破壊をしてしまった人間の悲しみや罪悪感を受け止めてくれて、地球に「ごめんね」といっているようにも感じます。
「地球のために考えてくれてありがとう」
きっと地球はそう言ってると思います。
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【私が知っている環境改善への取り組みの一例】
人間が干拓地として放置した土地に、馬やシカを放ったら自然の楽園になったというノンフィクションの映画(オランダの実例)
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まだまだたくさんあるはずなのに、こういった活動は大々的に報道されたり、ニュースになっても数回で、私たちの印象には残らないですよね。
本日の交通事故は「0件」でした。なんてすばらしいはずのニュースはあまり見たことがありません。世の中の多くの人が支えあって平和な毎日が続いているのに、その事実はほとんど報道されないんですよね。
冬のバラさん、試しにニュースを観るのをやめたり、ネガティブなものを見聞きしない生活を送ってみてはいかがでしょう。
そして、冬のバラさんがしていて楽しいことやってみる。
好きな映画を観る。
好きな音楽を聴く。
ゆっくりとお茶を飲む。
大好きなスィーツを食べる。
ゆっくりとお風呂に入る。
寝る前に瞑想をする。(←これかなり効きました!)
ぜひ、試してみてください!!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
冬のバラさんが、少しでも平和で心穏やかな生活を送れることを祈っております。
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