ユキオ4〜世界平和を目指して〜(シロクマ編)
おはようございます!
あなたの心の中の戦争を終わらせる愛と感謝のカウンセラーAbyです。
続きです。
それから、ある初夏のこと。
飼育員さんにも顔も覚えてもらって、近況も教えてもらえるようになっていた。
夏には他の動物園で行われている、氷のプレゼントの事を知った。
上野動物園では実施していないとのこと。
ならば、私個人でプレゼントしたい!ダメもとでお願いしてみた。本来なら個人のお願いは受け付けていないが、今回だけならOKという機会をもらうことができた。
※一人許可をしてしまうと全員にOKしないといけなくなるのであくまでもこの時だけの特例※
やった!!
以前取引のあった氷の業者を紹介してもらって、連絡をしてみた。
氷の大きさも3Kgで、果物もたくさん入れてもらって、業者の方と動物園の担当さんと確認してもらいながら、逐一報告をくれた。
午前中、プール側にいたユキオくんが陸の方に移動するタイミングでいったん部屋へ誘導。
その隙に陸の方へ飼育員さんと氷の業者さんが氷を投入。
ユキオくんと氷の対面。
あんなに大きかった氷が一瞬にしてかみ砕かれた(笑)
水につけると早く溶けると知っていて、水たまりに押し込んでは溶かしながら食べていた。
あっという間に氷はなくなってしまった。
でもユキオくん、嬉しそうだったように見える。
少しは涼しくなったかな。
とっても至福な時間だった😊
ユキオくんに会うと暑そうで、辛くて会いに行くのが減ってしまった。
↑出入口があるから、夕陽が特に当たる場所にいることが多かった。
次第に寒くなってきた頃、階段を上がるのが辛そうになっていた。1日に2回おやつタイムがあるが、プールに飛び込むのも運動だからと、飼育員さんがご飯を投げてプールに飛び込ませようとするが、飛び込むのがおっくうなのか、動きたくないのか、プールには飛び込むことも少なくなっていった。次の年も暑くて、暑くて、心配したが、何とか夏を越えてくれた。
飼育員さんは、来年にはデアちゃんとの繁殖に向けて同居する時間も持ちたいと話していた。
続きます。