世界平和を目指して

人も動物も植物も幸せにするカウンセラー日記

クンブメーラ

想像してみて。

こんな世界もあるんだよ。

あなたのみたことのない世界。

 

 

 

 

動物も好きだけど、ブッダも好き。

無宗教な私が、ブッダの軌跡をたどりたくてインドに行った。

 

そして、インドで世界最大級の祭りがあることを知った。

 

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今年の1月に、

アラーハーバード(インド) で、

ヒンドゥー教の行事「クンブメーラ」が行われた。

数千万人の巡礼者がガンジス川などで沐浴をし、世界最大級の宗教行事といわれ、

8週間に渡り行われた。

「クンブメーラ」とは「水がめの祭り」という意味で、アラーハーバードなど4つの街で3年ごとに開催されている。聖なる灰を体に塗った行者に先導され、1800万人以上の巡礼者が川に入った。

 

敬虔なヒンドゥー教徒は、ガンジス川で沐浴することにより罪が清められると信じている。さらにクンブメーラの際には、輪廻転生の循環からの解脱がもたらされる。

Wikipediaより〜

 

クンブメーラを知った時、衝撃を受けた。

 

ガンジス川で沐浴すると

すべての罪は洗い流されて

極楽浄土に行ける。

 

そう信じて、全財産投げうって、

遠路はるばるガンジス川にやってくる。

ただ沐浴だけのために。

 

 

毎朝の日課、沐浴。

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スラム街
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そこに暮らす子供達

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ブッダにミルク粥を与えたスジャータの村

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スジャータの村に向かう途中に、

物乞いの子供達がついてくる。
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彼らは

生まれた家で運命が決まる。

生まれた家が奴隷なら死ぬまで奴隷。

 

奴隷の下のアチュートと言われる人は

人間扱いされない人間。

 

仕事も与えてもらえない。

 

だから

道で物乞いするか

農作物を作って売り、それを食べて

家畜を飼って生活をし、

牛の糞でできた家で暮らす。

 

 

写真は牛の糞を乾燥させているところ。

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現地のガイドさんが言った。

 

インド政府は子供を学校に行かせるのは無料にしているはずなのに子供に物乞いさせた方がたくさん寄付をもらえるから親があえて子供に物乞いをさせている。だから学校には行けない。

 

ガイドの彼はバラモン

結婚も両親が決めたバラモン

顔も見たことのない、性格も知らない人と

結婚する。

なんの疑問も持たずに。

それが幸せだと信じている。

 

 

インド人が数学やITの業界で

秀でた実力があるのは、

いままだ根強く残るカースト制度から

解放されるため。

国外に出るために。

 

 

例えば千円稼いだとする。

そのあとは働かない。

彼らは千円あれば3日?

いや1週間は暮らせるかも、

と考える。

 

 

 

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生まれた国のせい。

生まれた家のせい。

生まれた親のせい。

 

嘆きながら生きる?

楽しみながら生きる?

 

当たり前って?

常識って?

 

 

国が違えばこの国独自の

悲しみや苦しみは

数えきれないほどある。

 

 

もしあなたが

同じ環境だったら?

悲壮感いっぱいで生きるか

感謝して楽しみながら生きるか

 

あなたならどちらを選ぶ?