世界平和を目指して

人も動物も植物も幸せにするカウンセラー日記

エースくんへ

お空は快適ですか?

 

私たちは元気にやっていますよ。

エースくんは感情を出すのが苦手だったから

かまっても欲しいときは鼻ツンして合図してたね。

 

お友達はできたかな。

不器用なあなただったから、ちょっと心配だけど

Aby、ルーク、ぷぅも一緒だし、ユキオくんもいるから

きっと、大丈夫だね。

 

 

あなたがお空にいってから、もう7年。

いなくなってからは心がからっぽで、掃除してでてきたおひげや、毛をみつけては

いつも泣いていたよ。

なんで?どうして?もっとずーっと一緒にいたかった。

あなたでいつもいっぱいだった。

 

立ったまま寝たり、体が大きいのにジャンプして

柵にしがみついて降りれなくなっていたり

いつも私たちを笑わせてくれたね。

ルークのお腹にできた腫瘍のことで、どうにか完治しないかと複数の病院で診てもらったり、ご飯のメーカーはどれが良いか、手術をするしないで

私たち夫婦はいつもケンカをして、あなたのことを気にしてあげられてなかった。

きっと具合が悪かったはずなのに気づかなかった。

 

ある日、仕事から帰ったらぐったりして、歩けないエース。

急いで病院へ連れて行き、入院となって酸素室に入ることになった。

 

次の日の夕方、仕事中に電話が鳴った。

ちょうどゲリラ豪雨のときだった。

電話を取ると、

「エースちゃんが急変して亡くなりました。引き取りはいつこれますか?」

 

突然、エースはお空にいってしまった…

 

 

前日は、少し目を開けてこちらを向いてくれた。

それが生きているエースに会った最後だった。

 

仕事を早退して、急いで病院に向かった。

泣くのを我慢したことくらいしか、覚えていない。

まだ亡くなってから数時間なのにすでに体が黒くなりなり始めていた。

病院でかけられた言葉も、あまり覚えておらず

冷たくなったエースをタオルにくるんで家に帰った。

 

家に着いて何もできずにただただ大声で泣いた。

冷たくなったエースを抱いて。

思い出すだけでも涙が出る。

 

自分を責めて責めて、責めまくった。毎日泣いた。

動けなくなった僕を置いてちゃったって思っていないかな、ご飯がいけなかった?

暑かったのか、それとも冷房で寒すぎたのか、病院がダメだったのか、

もっと早く気づいてあげてたらもっと長生きしたかもしれないのに。

私が飼い主じゃなかったらもっと生きたかもしれないのに。

 

ごめんね。

ごめんね。

苦しかったよね。

もっと抱きしめてあげればよかった。

なんでいなくなっちゃったの!!

 私のせいでいなくなっちゃった…

 

入院する日の朝、いつもひとりで遊んでいるのに、

鼻ツンを3回もしてくれて、

「今日はどうしたの?」と話しかけたことを覚えてるよ。

あれはきっとお別れの挨拶だったんだね。

もっと話しかけてあげればよかった。

もっと抱きしめてあげればよかった。

 

動物をお迎えして、エースが初めてのお空組。

自分よりも早くいなくなることは頭ではわかっていたけれど、

こんなにも自分を責める日が続くなんて…

あなたに会いたくてたまらなくなる。

抱っこした時の感触。

そしてにおい。

 

「もうお空にいくよ」

「さみしいけれど、仕方ないね。また会えるもんね」

 

他の子たちとはこんな会話ができていたけど、

エースとはできなかった。

エースは突然いなくなってしまった。

私はあなたに頼りきりで、いつも助けてもらってた。

その頃、旦那さんは家には帰ってこず、朝まで飲み歩き、

家のことは私に任せきりで、全部一人で抱え込んでた。

ルークを病院に連れて行くのも、仕事を休んだりするのも私で、薬を調べたり、ご飯を選ぶのも全部一人でやっていて、協力しない旦那さんに私は毎日イライラ。

 

ケンカしたときにハートマークのうんちをして笑わせてくれたり、

ケンカすると必ず起きてケージから外に出たがったり。

エースは私たちの仲裁をしてくれるそう思ってた。

エースがいなくなったら、私たち夫婦も終わり、そう思ったこともあったから。

 *

だけどね、エースくん、安心してね。

あなたがお空に逝って「失うことがすべてじゃない」って教えてもらったよ。

毎日、おはようとおやすみがいえることがこんなにも尊いことだったんだって。

肉体がなくなっても、いつでもあなたと繋がれる。

いつもいつもあなたを思い出しているよ。

愛しくて、かわいくて、大好きな存在。

ありがとう。

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